業務案内

ブログ

2013.6.4 『サイクリング』



6月1日午前9時。
人間業とは思えない超巨大なつり橋『明石海峡大橋』を渡り、淡路市島に到着。
過ごしやすい気候の中、曇り空だが皆の胸は高ぶっている....。
そう『LIFEサイクリング部in淡路島』の幕開けである。

今回、私は久しぶりに店を閉め、2日に渡り、イツメン10名と自転車で旅に出ることにした。
天気予報では前日まで2日とも『雨のち曇り』の絶望的な予報だったが、
私たちの想いが天に通じたのか天気は曇りのち晴れに。
むしろサイクリングには絶好の空模様となった。
自転車を車に積み、淡路北部のインターで降り、
最南部の宿まで片道約60キロのコース、合計120キロをひた走る。
人の5倍体力のない私はこの日の為に2週間ほどトレーニングを積んでいた。
そうだ、その成果を試す時がやってきたのだ。

うまいメシとうまいビール目指していざスタート!
道中、いくつかのレジャーポイントに立ち寄りながら皆でゲラゲラ笑い順調に走る。
「やっぱ俺いけてるぜ!」と思ったのも中盤まで。
案の定私の『ひざ君』が「フッフッフ」と笑い出した。
後半のひざ君は爆笑を通り越し、大竹まことをしのぐ座り込んだ表情に変貌、過酷を極める結果となる。
「は、走った.....。」
天国のような宿の温泉、その後のビール....乾いたスポンジのような細胞たちに染み渡る。
『格別』という言葉はこんな時のためにあるのだ。

翌日、二日酔いの体を抱えながらも、皆大きなトラブルやケガもなく無事120キロを走り切った。
当然トータルして私が1番ビリだったが、我ながら満足のできる走りができた。
「楽しかったな~」皆ボロボロな体ながらも最高にいい表情で帰路につく。

自転車はいい。バイクとは違ったほどよい風や景色を感じ、そして想いにふけれる。
たっぷり自分を見つめなおす絶好のアイテムなのだ。

目の前に逃げたくなるほどの『坂』が迫ってくる。
自分を信じて頑張って登りきる、そしてその後には必ず幸せな『下り』がおとずれる。
そう、自転車とは正に『人生』そのものである。

私はこの二日間にわたる旅で『商売』『友情』『家族』『健康』『金』......様々なことを想い直すことができた。
「男40歳!これからだぜ!」と煮えたぎる想いを胸に、
パンパンになった足をひきずりながら今日も店のシャッターを開けるのだ。

『ライフ』
『ライフ』 『ライフ』 『ライフ』