今年も本格的な冬がやってきた。
そう私の嫌いな『冬』がだ。
店のラジオからは定番のマライヤキャリーや山下達郎のクリスマスソングが流れ
「はぁ〜今年も終わりかぁ…」
となぜか切ない想いに駆られるのもこの季節特有のことだ。
知らずと毎日をただ坦々に生き、日々か過ぎて行く。
学生の時のように学年が変わり、
中間や期末テストがあるなら時の流れも感じるものだが、
大人になるとそうでもない。
平凡な毎日ならなおのこと、ふと気づくと年をとっている….
だが、そんな『時の流れ』を感じさせるのも唯一、
一年の節目であるこの12月ではないだろうか。
あるテレビ番組でアフリカ辺りのとある民族を取り上げたドキュメント番組が放送されていた。
その民族の中では『暦(こよみ)』という習慣がなく、
驚くことに誰もが自分が何歳かも知らないという。
驚くスタッフたちをよそに彼らは「てか~、だから?」と逆に不思議がり
「そんなもんなくても生きて行けるゼ!ベイビー!」と胸を張った…
木や花や犬や鳥も『年』なんて知らずに生きている。
うん、そうだ!『年』なんて人間が勝手に作ったただの『人生のモノサシ』じゃあないか!
私も今年で41。
後30回も桜を見れれば御の字の人生。
そう考えれば切なくもなるが、その民族のような思想でいれば、そんな想いすら屁のツッパリだ。
ただその日、一日一日を必死に生きればいい。
先のことを考えるよりいかに『今を生きる』に赴きを置くほうが『生きる』意味があるのではないだろうか。
師走衆議院選挙真っ只中の冬、
今年も終わろうとしている中、想いに耽る41歳のちっこいオッサンがそこにいた…
ある日のエピソード①
先日、久々に風邪をこじらせ熱が出た。
うん、思い当たる節はある…
その前の晩、店の事務所で呑み明かした末、
そのままソファーで朝まで眠る…
「へ~クション!!」
当然のことながら家族にもいたわるどころか怒られる始末。
「自業自得よ!」
「は、はい….」
皆様ご迷惑をおかけしましたm(__)m
ある日のエピソード②
ある『あちゃら製』のライザー。
組み付けようとするが、なぜだか微妙に歪む…
「なんじゃこりゃ~?汗」
と、バラしてみて仰天!!
なんと真っ直ぐ立ち上がるべきスタッドボルトが斜めにニョッキリこんにちわ!汗
ボルトが曲がってるのかと外してみてさらに世界仰天ニュース!
なんとネジ穴そのものが斜めに切られているではないか!!
おそらく『あちゃら』の人はポップコーンとコーラ片手に『いいとも』の再放送を見をながら作ってるのだろう
は〜…
ある日のエピソード③
フルカスタム車両のLIFEコンプリート250TR
いよいよエンジンもかかるところまで来て、いざ完成だ!と思いきや
最終のキャブセッティングでまさかの苦難の嵐!
『形がカッコイイ』
というただそれだけでヤフオクでゲットしたミクニのVM38キャブ。
元々レーシングキャブだけに口径もデカく、
相性が合うかどうかもわからぬままセッティングを開始した。
ありとあらゆるジェットを試みるも、もう一歩!というところでイマイチ調子が出ない…
立ち上がりに違和感を感じるのだ…
う~む、ひたすらその謎を考えちぎる。
「ポクポク…チーン!はっちゃけた!」
「なんとなくやけどコイツあかんのちゃうやろか?」
ベルリンの壁のように異様に立ち上がるニードルジェットの『壁』。
少し躊躇するも…
こなクソ!ぶった切ってやった!
「チュン…」
「ポロ…」
するとどうだ!なんと勘はズバリ的中!
スパーッと走るのであった!ハッハッハ
あ〜しんどかった…
ある日のエピソード④
2012年モデルの新車で納車した外車。
エンフィー◯ド。
元々はイギリスメーカーで本国で生産されていたが、現在はインドで作られている。
そんな2000㌔ほどしか乗っていないエンフィー◯ド君にトラブル発生。
ガソリンの残量を知らせるランプが点かないという。
調べてみると…
「な、なんじゃこりゃ~!!(松田優作風に)」
なんとタンク内のセンサーがポッキリ折れてるではないか!
見ると、日本車ではあり得ない粗末な造り。
これにはインド人ならぬヒトシ君もビックリなのだ。
ある日のエピソード⑤
ある40年前の旧車。
ボロボロにめくれたシートを復活させるべく
まずは表皮、ウレタンをおもむろに剥がす!
「脱がしちゃうわよ!エイ!」
「バリ~」
「ゲーッ!腐っとる〜!汗」
鉄板ベースは永年の湿気でサビマックス!
諦めモードの中、仕方なく時間をかけ修復…泣
そして職人の手に渡る。
数日後…
シャキーン!!
バッチリ復活しましたとさ
なんでも諦めちゃ〜イカンね まる
ある日のエピソード⑥
振り向くとそこに変なオッサンがいた….
おわり
ある日のエピソード⑦
ここにも変なオッサンがいた….
ある日のエピソード⑧
「ヒャイ~ン!!!」
店の外から聞き慣れない音が耳に飛び込んだ。
ふと駐車場を見る
「フンガッ!!汗」
そこにいたのはチャラ男も黙る『フェラ~リ様』ではないか!
さすがの『車オンチ』の私でもエンブレムを見ればそれぐらいはわかる!
「店間違ったんかな?汗」
と思った次の瞬間、降りてきたのはバイクでよく来る常連のお客様!
「ポカ~ン….」
「ま、まいどです….」
聞けば新築物件が2軒は建つほどのシロモノだという….
あまりのオーラにスーパーカー好きの少年になった気分で思わずパチリなのであった
「カ、カックイ~ですね、ハハハ….汗」
ある日のエピソード⑨
200万以上する高級車、
世界の名車『ハーレー』におばちゃんハンドルカバーを装着するおちゃめなオーストラリア人
『ウォーレン』が遊びに来た。
ちょくちょく来ては面白い土産話をする。
日本語も結構喋れるはずなのだが、なぜだか英語の嵐。
私も負けじとスピークイングリッシュで返す
「ぱーどん!はばないすでー!!ハッハッハ!」
ある日のエピソード⑩
2か月前に検診のために行ったCTスキャンの結果がでた。
「せ、先生..覚悟はできてます…汗(ウソ)」
「パッパカパ~ン!おめでとう!なんもな~い!ゲッツ!」
近頃タバコをやめようと思い始めていた矢先の嬉しい結果。
帰りの車中で吸うタバコは格別なのであった….アホ
ある日のエピソード⑪
今年もコイツの出番がやってきた!
名付けて『THEスペックオーバー、ターボヒーター』
コンクリート60畳をも瞬時に温める最強ヒーターだ!
界隈きっての寒がりな私、できるだけデカイのを奮発し導入したのだが、
いかんせんスゴ過ぎる!
一番『弱』に設定しても20分もあれば汗が出てくる程に…
う~む、どうにかしてもっと『弱』にできないものか、
ヒーターカスタムのビルダーがいれば是非教えてほしいものである…汗
ある日のエピソード⑫
中三の長男が鏡の前で何やらしきりに髪をさわってる。
「なにしとんじゃ」
聞けばその筋では有名なヘアーワックスを買ったという。
「はっは~ん、いっちょまえに!」
「これ、めっちゃえ~んよ!!」
「ふ、ふ~ん、ならちょっと貸して…テヘ…」
美容師さながらの手さばきでセットしていただいた。
「よし!!出かけよう!ワッハッハ!」
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