先日、友人が愛車のW3に乗ってやって来た。

Kawasakiが誇る日本の名車だ。

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オイル交換や軽整備をしてる中、

ふとそいつのクラッチを握ってみる。

「おっも〜!汗」

「このままいけばリンゴを片手で潰せるぜ!ワッハッハ」

私のアイアンと同じくコイツのクラッチも以前から相当握るのが重く、

一緒に走る度『重々(おもおも)クラッチ同好会』として笑いあう仲であった。

しかし改めてそいつのクラッチを診断した結果、

いくつかの原因がみえてきた。

珍しく『客』としてき彼だ。

ここはプロの技術を見せるべく、修理をしてやることに…

「ここはこーして…カチャカチャ…」

するとどうだ!

施した私もビックリの『カルカルクラッチ』に変身!

「ヒーハー!ポーッ!!」

当然友人の彼は大喜び。

あまりの嬉しさに得意のムーンウォークが炸裂する。

その喜ぶ彼とは裏腹に、なぜか無性に悔しくなってきた自分がそこにいる…

そうだ!忘れてはいかんよ!

私のアイアンもクラッチ劇重なのだ!

「重々同好会はどうなるんだ!」

これでは同好会の一人リーダーではないか!

これはなんとかせねば…

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「アイアンのクラッチほどクソ重いモノはマツコデラックスぐらいしかない!」

と、世のアイアンオーナーのなげく声が聞こえる昨今。

そう、私も同様、コイツを乗る度、左腕が『けんしょう炎』になる始末だ。

「アメリカ人はどんな馬鹿力しとんじゃ!」

なんでもパワーでネジ伏せるUSA。

両手にポップコーンとコーラを握りながら

「グイグイ…こんなもんしょ、アスタラビスタベイビー!」

と、ポップなノリで製販したに違いない。

まぁ、広大なアメリカ…四速入れたらそれっきり、

クラッチを握る機会が少ないのはわからないでもない…

そんな屈強なアメリカ人ならわかるが、

体重50キロにも満たないひ弱な私。

そういうわけにいくはずもナイ!

エボスポやビッグツインモデルはそれなりの『ライトクラッチキット』なる部品があるのだが、どういう訳かアイアン用はないときた!

あったとしても少しテンションの弱いスプリングぐらいだ。

例えそれに替えたとしても、いやいや〜まだまだ重い!!

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「もっと気持ちよく信号待ちを繰り返したい!」

「二本指でレーサーみたくクラッチミートしたい!」

そんな願いに重いクラッチならぬ重い腰を上げる時がついにきた。

「クソー!無いなら作ろうホケキョッキョだ!」

てなわけで、クラッチリリースの『支点』を改良することを思いつく。

そうだ、中学校の時に習った『支点・力点・作用点』だ。

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答えは実に簡単、

ワイヤーの引っかかる支点を今より遠くにすれば物理的に少しの力でスプリングを押すことができる。

だが遠すぎるとロッドの押す量が減るため『切れ』が悪くなる…

「物は試しじゃ!やったれ!」

リリースをためらいもなくチョッキンな….ギャン

大体のフィーリングで延長加工、

結果14mmほど伸ばしてみた。

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元通りに組み付け、緊張の一瞬…..

「グイ….」

「ハッ!」

するとするとどうだ!

め~っちゃ軽くなったじゃないか!!

「ヒーヒー!ポーッ!」

余りの嬉しさに完成度の高い『トリプルサルコ』で宙を舞う!

それを見ていた池ちゃんは迷わず5点満点をあげた。

『切れ』もギリギリセーフ!

その結果、私は池ちゃんを残し、仕事そっちのけで走りに行ったのは言うまでもない…..笑

おわり

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